皆さん、こんにちは。平塚駅徒歩3分の大学受験予備校、武田塾平塚校です。
ゴールデンウイーク。4月末から5月上旬にかけての大型連休です。
最近受験勉強を始めた人にとっては最初の試練と言えます。
というのも世間のお休みモードに流されてしまい、
「自分も休もうかな…」
という具合に、気が緩んでしまうからです。
しかし今年のGWは一味違います!
一心不乱に頑張っている人は特に注意が必要です。
今回はそんなお話しを一つ!
今年のGWの特徴は「とにかく暑い!」
気象庁の発表によると、
「今年のGW中の気温は平年よりも高く、
平年よりかなり高い所もあるでしょう」
とのことです。
(※この時期の神奈川県の平均最高気温は21.1℃、平均最低気温は13.1℃)
そこで4月29日~5月6日までの神奈川県の天気と気温を見てみましょう。
4月29日 晴時々曇(25/17)
30日 晴時々曇(24/16)
5月1日 晴時々曇(25/16)
2日 曇 (23/17)
3日 曇一時雨(22/16)
4日 曇時々晴(23/16)
5日 晴 (20/12)
6日 晴 (21/15)
(※出典:「tenki.jp、神奈川県の10日天気」☞こちら。また上記の天気予報は4/27時点のものです)
特にGWの前半は気温が高く、夏日になる日もあります。
一方で後半は平年なみの気温となり、過ごしやすくなるでしょう。
さて、
「25℃ぐらいで何を大騒ぎしているんだ!」
と思われている方もいるかもしれません。
それにこの時期は先月ほど朝晩の寒暖差も大きくないのに、
なぜ声を大きくしないといけないのでしょうか。
それは、この時期にも熱中症の危険性が潜んでいるからです。
熱中症は真夏だけに起こるものではありません
熱中症とは、
高温多湿な環境に、身体が適応できないことで生じる様々な症状の総称です。
主な症状として、
・めまいや顔のほてり
・筋肉痛や筋肉のけいれん
・体のだるさや吐き気
etc
が挙げられます。
高温多湿な環境とあるように、この症状は真夏に起こりやすいため、
「なんでこんな時期に?」
と思われるかもしれません。
しかし「初夏」と呼ばれるこの時期も実は発症しやすいのです。
ポイントは「気温の急激な上昇」です。
ほんのひと月前まではマフラーを手放せないほど寒い日もあったほどなのに、
最近はTシャツ1枚でも過ごせる日があるほど暖かくなっています。
それだけ最高気温は大きく変動したということです。
そのため最高気温が25℃であっても、
体がまだその温度に適応できていないために、
熱中症を引き起こしてしまうのです。
どうして適応できないの?
そもそも人はどうやって体温を調整しているのでしょうか?
人は体温が上昇すると皮膚の汗腺から汗を出し、
その汗が皮膚表面で蒸発することで熱が放射されます。
こうした「発汗→熱放射」によって人は体温を調整しています。
つまりこの発汗という体温調整機能の働きが、
熱中症になるかどうかの分かれ目と言えましょう。
さて、この発汗という機能は、交感神経の刺激によって制御されるため、
自分の意志でなんとかなるものではありません。
つまり脳から「汗を出せ!」という指令が出ない限り、
汗をかきたくともかけないことになります。
またこうした指令は頻繁に出しておかないと次第に衰えてきます。
冬の間は寒さによる体温低下を防ぐために、脳から発汗の指令はほとんど出ません。
その結果、初夏の急激な温度上昇によって体温が上がっても、
脳から指令がなかなか出てこないために、熱中症になってしまうのです。
頑張って勉強している人ほど危険なのは何で?
これまで今年のGWは平年よりも暑いこと、
それからこの時期は暑さに対応しづらいことについてお話ししてきました。
それでは頑張っている人ほど危険なのはなぜでしょうか?
理由は2つあります。
【理由1 集中するために窓を閉め切っている】
休みの日となると、1日中自室で勉強する人も多いと思います。
その際に外部からの雑音をシャットアウトするために、
窓を閉め切ってしまう方もいると思います。
ところが部屋の窓を閉め切ったままにしてしまうと、
室内の温度が上昇してしまい、それに伴う体温上昇も起こります。
そこで窓を開けて風通しを良くすることで室内の温度上昇を防ぎ、
さらに風を直接浴びることで過度な体温上昇も防ぎたいところです。
ただ窓を開けたことで、勉強に支障が出るようならば、
そのときは閉めても構いませんが、室温にだけは注意して下さい。
【理由2 時間を惜しむために入浴はシャワーのみ】
受験勉強に充てられる時間は有限のため、有効に使いたいところですが、
入浴をシャワーのみで手短に済ませてしまうのは避けたいところです。
熱中症の原因は発汗による体温調整機能がうまく働いていないことにあり、
またこの時期は脳による発汗指令がまだまだ出づらい状態にあります。
そこでこうした機能不全を正常に戻すのに一役買っているのが入浴です。
いわゆる半身浴のような、ぬるめのお湯にじっくり浸かると、
体を芯から温めることが出き、さらに脳からも発汗が促されていき、
その結果衰えていた体温調整機能を徐々に戻すことが期待できます。
また湯船に浸かることはそれ以外にも疲労回復やリラックス効果もあるので、
入浴時間はじっくり取ってもらいたいところです。
残念ながらシャワーだけではこうした効果はほとんど得られません。
* * *
冒頭でも触れましたがGWは受験生にとって、最初の試練と言えます。
受験勉強を始めて1~2ヶ月経ち、ようやく自分のペースを掴みかけたところに、
それを乱しかねない一週間の休みがやってきます。
しかしこの一週間を計画通りに進めることができたならば、
このときの過ごし方を夏休みにも応用することができます。
熱中症対策も含めて、このあとに控える夏休みを想定して、
このGWを乗り切ってみて下さい。
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